Columns|コラム【マラソンと私】全7回
第2回 ダメダメだったデビュー戦
前回は自己ベストを出した最新の結果についてお話ししました。
今回はマラソンデビュー時のお話しをします。
そもそもなんでフルマラソンをやろうと思ったのか。
「今までやったことないことに挑戦してみたかった」
それが理由でした。
マラソンといえばホノルル。
そうか、ハワイに行けるなぁ、そんな感じだったんです。
調べてみたらホノルルマラソンは12月の第2日曜日。
ちょうど “1年の計”みたいなイメージも重なり、
私の頭の中ではトントン拍子に「マラソンをやろう」と気持ちが固まっていきました。
学生時代、トレーニングすることで記録が伸びた実績が妙に自信となって
「なんとかなるだろう」という楽観的になっていたのも事実です。
その妄想の通り、デビューはホノルルと決めました。
せっかくホノルルに行くなら、と思って
後輩に声をかけ一緒に行くことにしました。
それから半年、自分なりに練習しました。
せっかく走るのだからと禁煙までして
万全(のつもり)で臨んだホノルルマラソン。
(当時は1日1箱以上のスモーカーでした)
朝5時。まだ夜明け前にスタートです。
走り出してから身体が軽く「楽勝」気分がでてきます。
「これがもしかしてランナーズハイ?」とかなりいい気持ちで走っていました。
するとハーフ手前で右膝外側に違和感が・・・
「なんとかなるだろう」と思ってたらどんどん痛くなってくるではないですか!
途中で止まって屈伸したり、ストレッチしても痛みはとれず。
ついには両足の親指の爪にも痛みが・・・
歩くこともままならない状態でやっとゴール。
なんでこんなことやっているのかと後悔
5時間38分。これが最初の記録でした。
何が辛いってゴールからホテルまで歩いて帰るのが辛かった(^ ^)
脚の爪は真っ青になっていて帰国してしばらくして自然に剥がれ落ちました。
思った通りにいかないぞ・・・これが最初の感想でした。
次回は反省して臨んだ2回目のホノルルマラソンです。