Columns|コラム【なぜMBAシェアハウス®を始めたのか】全8回

第5回 考えるより動いてみる(1)

前回は”おぼろげに見えてきた自分のやりたいこと”についてお話ししました。

今回はこの後どういう行動をとってきたのかについてお話しします。

ちょっと長くなったので2回に分けてみました。


シェアハウスという概念を知り

ネットサーフィンをしながらイメージを膨らませていた10月。

スクールで“自分のミッションについて”考え発表するクラスが始まりました。

発表は12月末です。

その後の調査で外国人と一緒に暮らすシェアハウスというものが

たくさんあることに気づきます。

なんか違いをつけたいなぁと思って考え始めたのが”大義名分”。

少子高齢化、日本文化と紛争阻止、アメリカ赴任経験、自分の性格・・・

どんな要素が絡んでくるのかをあれこれ思い浮かべてみました。

そしてたどり着いた大義名分は、

「外国人を日本に定住できるようサポートし、

日本の労働力不足を補う!」

今その時の資料を見ると、まぁふわふわしています(笑)

でもこの大義名分をつけたとき、なんかしっくりこなくなりました。。。

私がやりたいことから離れていくような気がしたんです。

再び悶々として新年を迎えました。

でも自分で発表したことでやりたいことの方向が見えてきた気がしました。


年明けて、4月から新規事業を考えビジネスプランを策定するクラスを受講しました。

まさに自分にうってつけのクラスです。

25人のクラスで5人ずつグループになって

1グループにつき1テーマを選び事業計画を策定します。

私のテーマが選ばれるかどうかかなり不安な状態で臨んだ1日目。

恐れていたことがおきました。

講師から「勝手にグループ作ってみて」という、

超放任の指示が飛び(笑)私は1人あぶれてしまったのです。

他の人たちはすでにグループを作っていて集まっていました。

とにかくグループに入らないと、と思って

定員5人のところ3人しかいなかったグループにいれてもらいました。

ところが実はこれが幸運だったのです。

彼らは会社員として仕事をもっており、

退職して背水の陣だった私の状況を哀れんで、

私のテーマでやろうといってくれたのです。

絶体絶命のピンチからの急展開。

それから3ヶ月、1人メンバーが新たに加わり5人でビジネスプランを作りました。

コンセプトは「起業家x外国人」のシェアハウス。


そして最終日の発表の2週間前、

ずっと気になっていたオープンしたての起業家シェアハウスに引越しちゃいました。

これはチームメンバーもびっくりしていました。

あれこれ考えるのもいいのですが、まずは自分で生活してみて

どういうもの五感を働かせて学ぼうと思ったのです。

古民家を改築した5人住まいのシェアハウス。

私はあえてダイニングの隣にある部屋を選択しました。

そして部屋の扉は開けっ放しで、同居人が帰るたびに声をかけたんです。

友人もたくさん呼びました。

シェアハウスに住むってこういうことか、と日を追うごとに体が理解してきました。

同居人との関わりかた、客人の受け入れかた、

ハウス内の環境作り、などなど。。。

百聞は一行動にしかず!体験して初めてわかったことが盛りだくさんでした。



ちょっと長くなりましたので続きを次回に(^ ^)



「第4回 朧げに見えてきた自分のやりたいこと」

「第6回 考えるより動いてみる(2)」

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