Columns|コラム【なぜMBAシェアハウス®を始めたのか】全8回

第6回 考えるより動いてみる(2)

前回はスクールで“自分のミッション”を発表してから、

実際にシェアハウスに住み始めたところまでの話をしました。


シェアハウスに住み始めて1ヶ月後に会社を設立しました。

ついに”起業”です。

ビジネスプランを仲間と練り上げていき、

たった1ヶ月ですが実際に住んでみて、

「やはりこれは自分がやりたいことなんだ」と思えるようになったんです。

起業する、って別世界のように思えたのですが、

いざ作ってみるととてもあっさり・・・

でもあっさりできたからといって、

あっさり稼げるわけではありません。

実際会社を起こしたものの4ヶ月は何の稼ぎもありませんでした。

不動産にいってシェアハウス向けの物件を探したのですが、

なかなか見つからなかったんです。


そんな時、住んでいたシェアハウスを運営していた会社の社長

(同じシェアハウスに住んでいたんです)から

「自分が持っているシェアハウスのハウスマネージャーしてみないか」

と声をかけてもらいました。

定期的な部屋の掃除、入居希望者からの問い合わせ・内覧対応、

が主な仕事だそうです。

いや〜貴重な経験でした。

掃除の大変さを用具を含めたコツや、

住んでいる人たちがどういうところに不満を感じるのか、などなど、

運営する立場でどんなオペレーションや課題があるのか、

体験通じて知ることができました。

やらせていただいてほんとよかったです。


また時期を同じくして、

住んでいたシェアハウスの改築を行った建築設計事務所から

「うちの仕事手伝わないか」とお声がけいただきました。

入居直後くらいに私が「シェアハウスの管理運営をやりたい」と

プレゼンをさせていただいことがあり、

そこから話が進んだようです。

するとここの事務所には「シェアハウスに改築したい」という相談がたくさん来ており、

自分がこれまで知りたかった情報の宝庫だったことを知ります。

胸躍りました。

この中の一つでもいいからやらせてもらえないかな、と。

念じると通じるのか、数ヶ月後ついに「やってみたい物件ある?」と声が!

たまたま分析をてがけた物件の一つが、

自分のやりたいイメージにあったので、

「この物件がやれたらなぁ」といったら、

「じゃ、やってみる?」と。。。

コンセプトはスクールのクラス終了後もなんども修正、変更を加えてできた “MBAシェアハウス®”。

そうです、アルメータ株式会社記念すべき1棟目の “ MBAシェアハウス®“に

こうして出会ったのです。


案ずるより産むがやすし。

シェアハウスに住む時も、

ハウスマネージャーの仕事をやらせていただく時も

設計事務所のお手伝い(もちろんお仕事として)を始める時も、

考えることより直感を信じて、行動に移しました。

自分の知らない世界を体験することが、最も早く立ち上がれるのではと思ったからです。

その結果ネットサーフィンでは得られない知見と機会をいただきました。


行動することの意義を体験通じて感じることができたのは

駆け出しの自分にはとても貴重でした。



次回はシェアハウスのコンセプトを絞り込んでいく過程をお話しします。



「第5回 考えるより動いてみる(1)」

「第7回 何をシェアするか」

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