Columns|コラム【論語と私】全11回
第1回 なぜ論語?
自分が運営しているMBAシェアハウス®では、
住人の方々にきづきのきっかけになれば、と
少しずつ書庫を充実させています。
ビジネス書、自己啓発関連、財務関連、英語などなど。
その中の一つに「漫画」があります。
漫画といってもなんでもいいわけではありません。
漫画だけでも知見をえられることは言うまでもなく、
その漫画をきっかけに原書や原作の書籍に興味をもって
見識をひろめることに貢献できるものを意識しています。
山岡荘八氏原作の徳川家康、織田信長、豊臣秀吉、
新田次郎氏原作の武田信玄、
戸川猪佐武氏原作の大宰相など。
いずれも小説が原作なので、必ずしも史実通りでない部分があるにしても、
歴史観、政局観などのヒントになりうる題材だと思っています。
そして「まんがで読破」シリーズ。
イースト・プレス社が「名作文学を徹底漫画化」として
書籍では読み解くのが大変あるいは困難な題材を
漫画にして導入の敷居をさげてくれています。
これもすべてを語っているわけではありませんが、
どういうものなのか、といった興味関心をひくことに
役に立つのでは、と注目しています。
論語もその1つです。
「まんがで読破」シリーズでは「論語」「続・論語」と2冊だてになっています。
これらを読んでみて自分の体験や考え方が
重なる気持ちになることが多かった気がします。
今回のコラムのシリーズでは、私の体験との重なりを通じて
「まんがで読破」シリーズに登場した論語の短文をご紹介していこうと思います。